スカイリムの世界には、屈強な両手剣士や、凄まじい攻撃力を誇る二刀流使い、敵を灰にしてしまうほどの威力の魔法を操る魔導士など、歴戦の戦士たちを仲間にすることができる。
しかしそんなスカイリムの土地にも、普通の人たちが存在する。
レベルも大して上がらず、特別な能力もなく、戦士でもないような人たちも従者にすることができるのだ。従者が弱いというのは、必ずしも悪いことではない。
彼らと共に、何のパークも取得しない普通の人同士のチームとして生きることまでできる。あるいは、一般人を守りながら共に成り上がる傭兵としての人生を生きるのもまた楽しいだろう。
仲間が弱いのは悪いことではない。強い仲間と冒険するだけが冒険ではないのだ。
ここでは、強者を求めている人には弱すぎる従者を紹介していこう。
※とはいえ、彼らを実際に連れている人は気を悪くしないでほしい。しっかりとその魅力も紹介していくつもりだ
ロッジ
「一族お気に入りの戦闘の手を教えてやってもいいぞ」
【おすすめの装備:ロッジの古の盾 ダガー】
酔っぱらい。
カイネスグローブの宿屋にいる彼のことは、あまり知らない人が多いかもしれない。
彼の一族は防御スキルに秀でていたらしく、彼のクエストをクリアするとその秘伝を教えてもらうことができる。またユニーク盾であるロッジの古の盾も手に入れることができる。
もちろん、冒険が進んだ暁にはより強い盾を渡してもいいだろう。一族秘伝の防御術によってしぶとく立ち回ってくれるはずだ。
ダガーと盾という防御重視のユニークな戦術はきっと素晴らしい戦力になってくれることだろう。
アデライサ
「時間を無駄にするのはよしましょう」
【おすすめ装備:弓 片手 軽装」
アデライサは弓が使える老女だ。
適正が軽装にあるとはいえ、やはり初期装備の帝国軍の重装備はイメージ的にも捨てがたいので、しばらくの間は足や腕の装備だけを軽装備(エルフの籠手やブーツなど)で新調してあげるという手もある。
もちろん、戦いが厳しくなってくれば適切な軽装備で身を固める必要があるだろう。
ウインドヘルムの港がある方面にいる彼女は、低いレベル上限でありながら、戦士としての資質も持っているという大変貴重なキャラクターだ。
その他の英雄たちと比較するとさすがに見劣りするが、それでも装備次第では堅実に戦ってくれる。
スヴェン
「スカルドとしての訓練をずっと受けてきた。父と同じようにな」
【お勧め装備:片手武器 両手武器】
もしかしたら、始めに仲間になる可能性のある従者なので意外と好きな人も多いかもしれない。
「彼女は俺のものだって、ずっと言ってるのに」
と言ってファエンダルと揉めていたりと恋愛において問題も抱えているが、そのような欠点に目をつぶれば吟遊詩人のフォロワーというクラスはまったくユニークだ。宿屋でよく歌っているフォロワーは彼しかいない。
装備は基本的は何でもよく、なるべく性能の高いものをあげれば自動的にそれを装備してくれるだろう。
ファルカス
「ここは俺が食い止める!」
【おすすめ装備:何でも】
なぜ同胞団のサークルメンバーがここに名を連ねているのか、不思議に思う人もいるかもしれない。
しかしそれにはれっきとした理由がある。
なぜなら、彼の職業は「鍛冶屋」だからだ。
驚くかもしれないが、彼の得意スキルは鍛冶と話術である。
つまり戦闘要因ではないのだ。確かに兄のヴィルカスは強く、両手武器の扱いにも片手武器の扱いにも高い適正を持つ優秀な戦士かもしれないが、弟のファルカスはそういった能力を持ち合わせてはない。
とは言え、最大レベルの高い彼は、普通の人との冒険プレイにおいてはかなり高いポテンシャルを持っているといってもいいだろう。おかげで、彼を従者にして冒険している人も少なからずいるはずだ。
特別な戦いの才能はなくとも、努力次第で成長していけるその姿は、共に冒険していく仲間にふさわしい。